「有難や高野の山の岩かげに大師は今だおわしますなる」この詩を私が知ったきっかけは、小学校卒業後の春休みに初めて四国八十八か所お遍路へ玉川大師主催で赴いたときでした。勿論、子供だった私は、この詩の中身を把握していたわけではありませんが、添乗員さんに「弘法様は、今もいて、君や多くの皆様を見守っているよ」と優しく教えてくださいました。
目で見て、情報を得ながら、判断し、行動する社会で、目でとらえられず、判断できない場合に人は、心の弱さから不安になり、問題や事件をおこすのをニュース等で目にします。
当山主催の四国遍路で行き帰りに高野山の奥ノ院へ必ず赴きますが、交通の無事やお礼参りをするのが目的です。
そこで改めて、目でとらえられず、判断できない力は、「大師は今だおわします」を悟り、皆様に向けて、我が玉川大師も心を強く突き進めるきっかけとなり、地下仏殿を参拝していただくことで、皆様の心の拠り所になることを切に願う次第です。 合掌
玉川大師住職 眞保龍言
参拝時間 9時より16時30分まで
(最終来寺 16:00まで)
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